若林
コーポレートコミュニケーション部
コーポレートコミュニケーション課
幹部職員
1999年入社。営業企画→法務→広報のキャリアを歩む。本座談会の4名が参加した「女性活躍推進プロジェクト」のリーダーも務めた。
採用情報
コーポレートコミュニケーション部
コーポレートコミュニケーション課
幹部職員
1999年入社。営業企画→法務→広報のキャリアを歩む。本座談会の4名が参加した「女性活躍推進プロジェクト」のリーダーも務めた。
食品機能科学研究所
製品・技術開発課
課長
2003年入社。商品開発(食品)→生産管理(食品)→商品開発(健康食品)のキャリアを歩む。「女性活躍推進プロジェクト」のサブリーダー。
人事部 人事課
幹部職員
2005年入社。営業→人事のキャリアを歩む。人事部のキャリア開発チームでリーダーを務める。
品質保証部
品質保証第一課
2010年入社。品質管理→品質保証のキャリアを歩む。
※所属部署・プロフィールは、2022年3月時点のものです。
若林
このメンバーで集まるのは、久しぶりだね。「女性活躍推進プロジェクト」が終わって以来かな?
奈須
みなさんに会えるのを楽しみにしていました!今日はよろしくお願いします。
村岡
よろしくお願いします。この座談会は、私がファシリテーションしていきますね。さて、女性活躍推進プロジェクトについては後ほどお話するとして。早速ですが、まずは当社の女性比率について話していきましょう。
坂本
私が以前所属していた商品開発部だと、約半数が女性でしたね。研究や開発を担う、当社の職掌でいう「R&D(リサーチ&ディベロップメント)」では、割と女性社員が多かったかな。年齢が上がると男性が多いので、年代によってもバラつきはあるけど。
奈須
生産現場に近い「P&E(プロダクト&エンジニアリング)」では、製造工場で働く総合職はほとんどが男性です。ただ、私のような品質保証の仕事は、比較的、女性社員が増えていますね。
村岡
バックオフィス系の職種が多い「CS(コーポレートスタッフ)」は、女性の比率が高い傾向にありますね。全社を通じた正社員の男女比率は大体「男性:女性=8:2」だけど、正社員以外の方も含めると、体感としては「6:4」くらいに感じると思います。
若林
男性社員が多いのは、営業や調達を担っている「M&L(マーケティング&ロジスティクス)」かな?
村岡
現状は、そうですね。ただ、社員インタビューにも登場してくれた、「平川さん」や「中西さん」のような現場でバリバリ活躍している女性もいて、会社としては今後、M&Lにも女性を増やしていきたいと考えているところです。
奈須
みなさんのように管理職に登用される女性も、昔に比べて増えたように感じますが、いかがですか。
若林
いまは、結婚・出産を経ても働き続ける女性社員が増えたからね。当社の女性社員は、先輩方を見ていても伝統的に、真摯に仕事に取り組む、芯が強い印象があるように感じるかな。
坂本
そうだね。あと、やっぱり自分がどんなキャリアを歩んでいきたいかを意識することは、長く会社に勤めて、成果を上げるためには大切だよね。私は育休後に課長に任命されたけど、周りが復職前の働きぶりも見てくれていたのかもしれないな、と感じています。
村岡
きっと若手の頃から将来のキャリアを意識して、色々なことにチャレンジしてきたからですよね。活躍している人は、社歴や年齢、もちろん性別に捉われず、広い視野で長い目線で業務に取り組まれていると思います。
村岡
では、「結婚・出産を経ての働き方の変化」についてお聞きできたらと。じゃあ、まだお子さんが小さい、奈須さん。何か変化を感じたことはある?
奈須
私は、結婚しただけでは、特に自分の中でも働き方に対する変化はなかったですね。復職後も、以前と同じ熱量で仕事に取り組みたいと思っていたので、育児は夫と分担しながら、できる限り仕事に集中できる環境をつくりました。ただ、子どもが2歳ぐらいになると、仕事と家庭の両立の過酷さを味わうことになりますが...。
若林
うちはすでに、子どもが大きくなって手がかからないけど、小さい頃は当然だけど大変だよね。私が復職したときは、2年ほど時短勤務を利用して、生活のリズムをつくれるように配慮してもらったかな。
村岡
子どもを保育園にお迎えに行く時間を調整したり、家で資料を作成する時間を確保したり、なかなか思ったようにはいかないものだよね。
坂本
私は復職するときにフルタイム勤務を選んだけど、定時で帰れるように業務を調整したり、子どもが急病に罹った際にはお休みをもらったりしました。上司や周りの方が色々配慮してくれて助かりました。最近はテレワークも取り入れているので、子どもと一緒に過ごす時間が増えましたね。村岡さんはどうだった?
村岡
私自身、出産したからといって、仕事に対するモチベーションや成果を落としたくないという気持ちがありました。とはいえ、復職後すぐは仕事と家庭の切り替えが探り探りだったな。でも、仕事への姿勢は出産前と変わらなかったから、だんだんとより重要な業務を任されるようになったかな。
若林
どの部署も配慮してもらうことはあっても、立場に関わらず仕事できっちりと成果を出すことは求められるよね。なんというか、プライベートを理由にして、のほほんと働ける訳ではないよ、と。
奈須
そうですね。結果を出すための仕事に向き合うスタンスは、当然ながら、当社に勤めるすべての人に必要とされると思いますね。
坂本
あとは、出産・育児に関する福利厚生でいうと、産前産後休業の取得・復職後の時短勤務など、制度面は充実していると感じるかな。
奈須
男性社員の育休取得も推進されていますよね。家族で育児という同じ時間を共有することで、仕事にも良い影響があるのではないかなと感じています。
村岡
若手社員から、そういった相談も出てきていますね。共働きが当たり前だと思っているからこそ、男性がもっと家庭に関与できたり、パートナーのキャリアを尊重できたり、そうした面への多様化が、これから当社が推進していく必要のある課題だと感じています。
村岡
最後に、「女性活躍推進プロジェクト」についても少し触れられたらと思います。本プロジェクトは、「女性がもっと活躍できる会社を目指す」という目標を掲げて始まったものですが、みなさんは参加されていかがでしたか。
奈須
私は、プロジェクトに参加したことで、育児と仕事を両立してきた女性社員との横のつながりができ、多様な働き方があることが分かってよかったと感じています。
坂本
女性の働き方について同僚と話し合う場を設けてもらい、職掌や部署の垣根を超えて議論できたのはいい経験になりました。あとは、若林リーダーの、このプロジェクトにかける熱い気持ちを肌で感じ、それが次第にみんなにも伝わったのがよかったなと。
若林
うそ! 私、そんなに熱かったかな?
村岡
すごかったですよ! 女性活躍推進プロジェクトで話し合った「キャリアと育児の両立の促進」「女性リーダーの育成」「ジェンダーに対する組織風土の改革」などを、社長や役員に対してプレゼンテーションしたり、外部研修や講演会に参加して、登壇した講師の方と積極的に意見交換したり。エネルギーがすごいなと感じていました。その熱が私たちにも伝わって、自然と熱くなっていったんですよ。
若林
そんな風に見えていたんだ...! 私は、若手のみんなが、キャリアを意識して働いていることを知って、なんとかその想いに応えたいという一心だったかな。何か形に残さないと、このプロジェクトをやっている意味がないと思って。
奈須
若林さんのその気持ちがすごく嬉しかったですし、皆さんの物事を進めていく姿勢に、刺激を受けました。普段の仕事に対する姿勢も垣間見えた気がします。
坂本
プロジェクトの中で、私たちが女性社員を代表し、会社に対して「ジェンダーダイバーシティに対する3ヶ年計画」を提言したことで、全社を挙げて誰もが活躍できる会社を目指す、きっかけになったかなと思います。ただ今後はさらに、リーダー教育やキャリア支援に力を入れていかなければならないとわかったので、私自身も後輩や部下に対して、積極的にサポートしていきたいと思います。
村岡
女性活躍に関して、人事部としてもっと推進していかねばと感じました。また、今回のプロジェクトを設けたおかげで、女性同士のネットワークが広がり、気軽に相談できる仲間を見つけられたことも収穫だったと思います。
みなさん、本日はお忙しいなか、ありがとうございました!
一同
ありがとうございました!