5分でわかるニッスイ

受け継がれてきた志で
"食"の新たな可能性を追求

創業の理念
水の水道におけるは、
水産物の生産配給における理想である。

創業時より、水道が水を広く供給するように新鮮な水産物の生産配給の実現を目指してきたニッスイ。今では人々により良い食をお届けしたいという志のもと、水産の枠をこえた食の新たな可能性を追求しています。

創業から110年以上
続く挑戦

ニッスイは、110年前に1隻のトロール船から事業をスタートしました。時代の荒波に激しく揉まれながらも、海で培ったモノづくりの心と未知を切り開く力で困難に立ち向かい、しなやかに乗り越えてきました。現在は、人にも地球にもやさしい食を世界にお届けするリーディングカンパニーを目指して、さらなるチャレンジを続けています。

世界に拡がる
ニッスイグループ

世界中に28ヵ国のグループ企業を有するニッスイ。それらは互いに連携し合い、世界の資源と食卓を結ぶグローバルリンクス、そして、各地域における多様な機能を繋ぐローカルリンクスを構成しています。各社の機能がシナジーを生み出すことで、付加価値の高い商品の提供を実現しています。

水産資源を
余すところなく最大活用

当社グループの水産事業は、漁獲・養殖による鮮魚・冷凍魚を、多種多様な商品に加工してお客様のもとにお届けしています。これまでに培ってきた加工技術や商品開発力で、魚の加工後に残る食べられない部分も魚粉や魚油、配合飼料などに加工するなど、水産物を余すことなく活用しています。

サステナブルな
養殖技術

近年は国内外で魚の養殖に注力しており、種苗生産と育成、加工から販売、更に養殖に使用する飼料の生産まで一貫して担っています。特に国内外で最も人気のあるサーモン類や、国内でブリ・クロマグロの養殖を行っています。養殖は世界的に拡大する水産物の需要の増加に応える持続可能な食糧生産の手段であり、ニッスイでは、出荷の100％が人工種苗の完全養殖「黒瀬ぶり」も生産しています。今後も将来の成長分野として取り組みを強化していきます。

健やかな食生活を支える
加工食品の提供

国内外グループ企業の原料調達力や加工生産技術の強みを生かし、「家庭用・業務用冷凍食品」「缶詰・びん詰」「フィッシュソーセージ・練り製品」など、多種多様な加工食品を製造販売しています。多様化する食へのニーズに対応し、おいしく簡便な加工食品の提供を通じて、健やかな食生活に貢献していきます。

創業以来、大切にしている
安全・安心への想い

お客様一人一人に安全・安心で、価値ある品質の商品をお届けするために、例えば、生産工場では商品を作り出荷するまで、工程ごとに基準を満たしていることを確認するための検査を行うなど、様々な取り組みを行っています。今後も品質保証に関する理念・方針に則り、お客様に安全・安心なより良い食をお届けしていきます。

水産物の機能性を研究し、
世界の健康に貢献

水産物に含まれる機能性成分に着目し、機能性素材として医薬品原料や、一般食品などに応用しています。特に、イワシなどの青魚に含まれるEPA（エイコサペンタエン酸）は、研究開始から40年以上の歴史があり、世界で初めて医薬品原料として高純度EPAの製造承認を取得しました。EPAは心疾患のリスク軽減や血液中の中性脂肪の低減などの作用が認められており、世界中の人々の健康増進、疾病治療に貢献しています。

受け継がれる
イノベーションの遺伝子

多様な価値を創造し続けるために、創業時より研究を重視しています。医薬品・健康食品・食品素材に関する研究、食品のおいしさ（塩分、香り）や新規食品に関する研究、養殖魚の健康管理・飼料・肉質や養殖のデータサイエンス研究、養殖魚の育種・種苗生産・栄養生理・養殖技術研究。これまでに多くの成果を生み出し、ニッスイのメーカーとしての優位性へと繋がっています。

従業員が
健康でイキイキとした
生活を送るために

お客様に対して健康的な食の提案をしているニッスイグループでは、従業員と家族の健康増進にも積極的に取り組んでいます。2017年より、従業員の健康維持・増進を経営上の課題として位置付け「健康経営宣言」を定めました。この宣言のもと、水産物由来の機能性成分であるEPAや速筋タンパクを最大限に活用した健康経営施策や、柔軟な働き方制度の拡充、禁煙施策など様々な取り組みを行っています。これらの取り組みが評価され、2019年から5年連続で「健康経営銘柄」に選定されています。