【人物写真】株式会社ニッスイ 代表取締役 社長執行役員 最高経営責任者(CEO) 浜田 晋吾

当社は2022年4月、長期ビジョン「Good Foods 2030」を策定し企業価値向上に向けた経営活動を進めています。当社のミッション(存在意義)をあらためて定義したうえで、「2030 年のありたい姿」を明確にするとともに、その実現に向けた最初のレシピとなる3カ年中期経営計画「Good Foods Recipe1」を発表し、新たな一歩を踏み出しました。また、同年12月に社名を日本水産株式会社から「株式会社ニッスイ」(ロゴタイプ"nissui")に変更し、世界中のグループ企業とともに食の新たな可能性を追求し、成長する企業を目指しています。

長期ビジョン「Good Foods 2030」では、経済価値、環境価値、社会価値、人材価値の4つの価値創出を目指しており、事業ポートフォリオマネジメントの強化とサステナビリティ経営を大きな柱としています。経済価値の重点テーマには「世界で戦える資本力」を目指し、2030年度売上高1兆円、営業利益500億円、海外所在地売上高比率50%を目標に掲げました。重点成長領域やカテゴリーなどへの集中投資を行い「選択と集中」による資本の効率化を進めるため、ROICやキャッシュ・コンバージョン・サイクル(CCC)の指標をグループ全体のKPIとて導入し、事業の稼ぐ力、キャッシュ・フローを創出する力を強化しています。

生み出したキャッシュは、重点成長領域の持続的な成長に向けた継続的な投資や、投資家の皆様への利益還元など、最適なキャッシュ・アロケーションを試みて参ります。当社がこれまで 110 余年かけて培った資源アクセス力、研究開発力、生産技術、品質保証力、世界各国に張り巡らせたバリューチェーンの強みと特徴を活かし、心と体を豊かにする「新しい食」、社会課題を解決する「新しい食」を提供してまいります。ニッスイが創造する新しい"食"に、是非ご期待ください。

株式会社ニッスイ
代表取締役 社長執行役員
最高経営責任者(CEO)
浜田 晋吾