高純度EPA医薬原料の欧州向け輸出について、当初は23年中の申請を想定していた。日本や米国で承認を取得していたことから、欧州においても順調に承認を取得できると考えていた。しかし欧州は独自の厳しい基準を設けており、EPAの成分分析についても幾つか指摘を受けたことから、当初のスケジュールからは遅くなったものの24年2月に申請業務が完了した。24年度計画にEPA医薬原料の海外輸出を織り込まなかった理由としては、欧州の承認は日本やアメリカとは異なる対応が必要であることを保守的に見込んだからであり、承認が取れれば出荷できると考えている。米国向け出荷については先方の在庫状況によるため当社から申し上げることはない。