第2四半期までは想定よりも為替がプラスに働いたことに加え、良好なすりみの調達価格を背景として、当初狙ったところより収益が出た。今期は単品別収益管理がうまくいっており、原材料価格が高騰している中で一定程度の利益を達成できる仕組みと運用方法を確立した。徹底できた要因は昨年からの3回の値上げが効いたことに加え、アイテムの整理が進んだことも功を奏していると考えている。 単品別収益管理については、一昨年からの急激なコストアップを受けアイテム1品ごとにコストを見直し、製造と販売で生まれる利益管理を徹底している。値上げ後も製造・販売の両方で利益が出ないと判断したものはアイテムカットなどのコントロールをしており、この取り組みは継続して行っていく。