水産事業は相場の影響を受けやすいビジネスではあるが、養殖事業における「若ぶり」のように育種の技術的な尖りを持つ商品を作り続けていけば相場に打たれにくい状況を作れると考えている。養殖オペレーションの改善なども打ち手の一つである。食品事業は新しいカテゴリーへの取組みや海外事業へのシフトなどで収益を安定させる。ファインケミカル事業は EPA 供給サプライヤーとして世界的な地位を確立することで収益が安定する状況を作る。同事業のウェイトを高めていくことが会社全体の安定感を高める。加えてガバナンスやリスクマネジメントの強化を図ることで今よりも収益の安定した企業になれると考えている。