商品情報トップ
戻る
商品情報
商品カテゴリ
レシピトップ
レシピ
ニッスイ フードパーク
サステナビリティトップ
サステナビリティ
ニッスイグループのサステナビリティ
環境(Environment)
脱炭素社会
水産資源の持続可能性
プラスチック問題
社会(Social)
お客様とともに
従業員とともに
社会貢献活動
ガバナンス(Governance)
リスクマネジメント
ライブラリー
マテリアリティ(重要課題)
IR情報トップ
IR情報
個人投資家の皆様へ
株主・株式情報
IR資料室
IR関連情報
トップメッセージ
企業情報トップ
企業情報
トップメッセージ・経営理念体系
コーポレート・ガバナンス
会社概要
コーポレートアイデンティティ
ニッスイグループの事業
ニッスイグループの強み
研究・開発
研究領域
研究開発体制
安全・安心
2022年11月8日開催
魚価が高くなりすぎると、同じタンパク源として畜産物に需要がシフトするという可能性はある。しかし、水産物が健康に良いという認識は国内外で高まっており、水産物の需要が大幅に減ることは無いと考えている。これからも水産物の良さを発信していくことや、加工度を高めた高付加価値商品を提供していくなどで消費を喚起していきたい。
国内の沿岸漁業ではイワシ以外は不漁となっており、漁獲量が少なく供給量が減っている。米国ではすけそうだらの漁獲枠が2022年は減少し、今後は少し回復するかもしれないが引き続き供給タイトな状況は継続すると考えている。
ニッスイグループ全体において、調達や在庫の管理を徹底し、在庫回転率の高いビジネスモデルを構築してきた。在庫を持たないことで以前より市況変動に強くなってきている。養殖事業は体質が強化されたことで、水産市況が反落したとしても収益性が高い事業になっている。
閉鎖式循環養殖に取り組んでいることから、水質環境の整備や温度管理が非常に重要になる。これに加えて、電力料などのエネルギーコストも事業運営に大きく影響している。陸上マサバ養殖については事業化に時間がかかっているが、アニサキスフリーのサバを提供すべく取組みを継続している。
年明け以降に実施予定の価格改定は145円/USDをベースに検討しているが、来年以降為替などのコスト変動が無ければ値上げによる収益性の改善が進むだろう。追加のコスト削減策としてSKU削減なども検討する。値上げにより一時的な数量落ち込みなどが懸念されるが大きな影響にはならないと考える。
全社的な取組みとしてプロジェクトを設置して体質強化策を練っている。値上げについては、メーカーとして提示する最後の手段ととらえており、体質強化策として取組んできた結果や来年度の具体的な目標などについては時間をかけて取組んでいる最中である。
具体的なカテゴリーごとの利益内訳についてはコメントできないが、来年度下期には米国向け医薬原料販売の再開や欧州向け販売の開始などが見込まれるので、そこまでに拡大に向けた準備をしていく。今年度上期に起こった工場トラブルは一過性のものである。
英国向けの申請準備もしており、年内には申請作業が完了する。順調にいけば申請してから半年後に申請承認となる想定である。
水産卸売会社への投資はコア事業ではないことから投資の優先度は低い。今後も養殖事業を含めたメーカーとしての機能に投資をしていく。
下期の為替を145円/USDで想定している。水産事業は為替が動かなければ水産市況は大きく変動しないと考えるが、高値継続による水産需要の変動には注視する必要がある。一方で食品事業は、想定以上に円安が進めば値上げや量目変更などについても実施する可能性がある。
ページトップ