漁業は実際の漁況で変化するので見通しを示すのが難しい。
国内養殖事業について、まぐろは国内グループ会社である西南水産と金子産業において、共同の飼料購入やオペレーションの協働によるコスト削減の効果が徐々に出てくる。銀鮭は、第1四半期で水揚げが終了し、順調な水揚げとなった。ぶりは、取り巻く環境として天然の稚魚が非常に少なくなっており、天然に頼らず完全養殖に取組む当社としては良い事業環境になっていることもあり、今後もしっかり利益が取れていくと考えている。
南米のトラウトサーモンは、市況が上昇しており、ある程度の利益確保は見通している。
国内加工商事事業は、全体的に水産物市況が上昇している中で在庫管理を徹底することでリスクヘッジしており、心配していない。チリ産銀鮭は市況上昇の余地はあまりないと考えている。