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2020年11月13日開催
年間▲40億円のうち上期が▲10億円弱、下期は水産事業とファインケミカル事業で▲30億円程度の修正を行った。
大型生簀により、もう少し効率的に大量生産できることを期待しているが、まだ実験段階であり、今の段階で業績への影響はコメントしにくい。
在池魚の状態は、ブリ・マグロは比較的消化が進んできている。タイは価格が下がっている分、捌けてきている。カンパチは価格が下がってきているが量があまり捌けていない状況。 一般的に養殖魚は居酒屋での刺身需要が多いが、コロナ禍で居酒屋の需要が減ってしまい需給バランスが崩れ価格下落につながった。居酒屋の回復、魚価の回復には少し時間がかかる。
M&Aについては、常にチャンスは伺っている。養殖の場合は、養殖環境が良いところがあれば、漁撈(天然魚)ついては、サステナブルな漁場を持っているところ、しっかりと漁場管理をしているところは、十分に検討していきたいと思っている。
在庫については、6月頃から、「11月末までに整理すると」いう大方針を打ち出して動いており、不良在庫については大きく不安になるところは今のところ無い。
チルド事業の生産体制の見直しは現在検討を進めている。お客様との関係が深い事業であり、お客様と綿密な打ち合わせをしながら進めていきたい。
今年の上期については、前年よりも利益率が改善できている。引き続き、アイテムの削減、主力商品の生産や販売の集中、販売費のコントロール、これらのことを着実に実施して、利益率の改善に努めていく。
ニッスイ個別の上期実績は営業利益率4.2%。これを長いスパンの中で10年先を見据えて、再来年からの中計の中で具体的な計画に落とし込み利益率を引き上げていくことを計画中。
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