世界の水産物の需給バランスが良くなってきていること、海外事業への投資において綿密な準備をとることで失敗のリスクを抑えていること、欧州事業が拡大してきていることが大きい。水産物の供給面では、当社の養殖事業(特に国内ぶり養殖や南米鮭鱒養殖)については、種苗から差別化出来ているため好調に推移している。海外投資では、過去の失敗から学び投資に関する事前準備をしっかりと行うことで、着実に収益を出している。
欧州事業は北米事業と並ぶ規模に成長してきており、安定感が出てきた。
今後の利益水準については、引き続き国内外の投資において良い案件があれば慎重に検討すること、養殖やEPA ビジネスなどの既存事業をしっかりと育てていくこと、そしてアジア事業の拡大で成長したい。EPA については世界的な評価が高まっており、引き続き準備を進めていく。