長期ビジョン(2030年ありたい姿)
人にも地球にもやさしい食を世界にお届けする
リーディングカンパニー
ミッションに基づく2030年の目指す姿を「人にも地球にもやさしい食を世界にお届けするリーディングカンパニー」と定めました。
長期ビジョン「Good Foods 2030」の達成に向け、マルチステークホルダーへ配慮して持続可能な社会への価値を創造する“サステナビリティ経営”を推進し、ROIC活用により成長分野へ経営資源を集中する“事業ポートフォリオマネジメント”を強化して、企業価値向上に努めます。
海外マーケットでの伸長、養殖事業・ファインケミカル事業の成長と差別化を加速して、環境価値・社会価値・人財価値の創出にも力を入れ、2030年には、海外所在地売上高比率を50%、売上高1兆円 営業利益500億円を稼げる企業を目指します。
中期経営計画「Good Foods Recipe1」
2022~2024年度の3年間を対象とした中期経営計画「Good Foods Recipe1」は、2030年度の長期ビジョン「Good Foods 2030」を実現するための“もうワンランク上へ行くための変革”と位置付け、バックキャスティングで計画を策定しました。
中期経営計画「Good Foods Recipe1」財務KPI
中期経営計画「Good Foods Recipe1」6つの基本戦略
中期経営計画達成に向け、6つの基本戦略で取り組みます。
①サステナビリティ経営への進化
健康訴求、温室効果ガス排出削減、プラスチック削減、水産資源の持続的な利用、責任ある調達、人財の多様性の課題に全事業で取り組みます。
②グローバル展開加速
水産・食品は欧米を中心に拡大し、アジアでは事業基盤を確立します。EPAは世界中への供給を目指し、海外所在地売上高比率34%(2021年度実績)→38%程度(2024年度計画)を目指します。
③新規事業・事業境界領域の開拓
企画・マーケティング力、R&D機能の強化で、健康領域商品、代替タンパク等の商品をご提案すると共に、生産地と顧客を結ぶ"水産物の流通プラットフォーム"の展開で、お客様の多様なニーズにお応えします。
④生産性の革新
AI/IoT活用による"養殖事業の先鋭化"、DXの活用による食品工場・ファインケミカル工場での"スマートファクトリー化"など、価値創造の質とスピードを上げて取り組みます。
⑤財務戦略
各事業の収益性向上に加え、キャッシュ・コンバージョン・サイクル(CCC)による運転資本管理や政策保有株式等の資産売却を行うことによりROIC改善に取り組みます。またROICの高い事業に経営資源を注力するなど、事業ポートフォリオの最適化を図ります。
キャッシュアロケーション方針として、成長に向けた投資を行いつつ、株主還元を強化し配当性向30%以上を目指します。投資は完成ベースで総額1,200億円(設備950億、M&A枠250億)を計画しています。
⑥ガバナンス強化
多様性や求められるスキル等を検討し、最適な取締役会の構成を目指します。また、子会社役員の指名報酬制度を再構築し、子会社取締役会の実効性を向上させるとともに、投資実行の事前審査、実行後のモニタリングを推進し、グループガバナンスを強化します。
中期経営計画「Good Foods Recipe1」の詳細は こちらをご覧ください。