宇津貫緑地(東京都八王子市)の里山保全活動を実施

2024年11月26日

 株式会社ニッスイ(代表取締役社長執行役員 浜田 晋吾、東京都港区)の東京イノベーションセンター(東京都八王子市)の従業員などが、同センターに隣接する宇津貫(うつぬき)緑地での里山保全活動を11月24日に実施しました。
 同センターはニッスイのR&Dの拠点として2011年に竣工し、中央研究所・商品開発部などが入居しています。この活動は同センター周辺の自然環境の保全と地域社会との共生を目的に2013年に開始したものです。

 今年の活動では同センター勤務の従業員やその家族など55名が参加して階段の修繕や下草刈りを行いました。活動にあたっては、2015年よりニッスイが賛助会員となっている、宇津貫緑地の里山保全と地域文化の継承に取り組む地元の任意団体「宇津貫みどりの会」の指導を受けています。

 ニッスイグループは、「サステナビリティ行動宣言」で「環境負荷の低減および自然環境と生物多様性の保全に努める」ことを掲げており、また、2023年度に見直したマテリアリティ(重要課題)のひとつに「海洋の生物多様性の主流化」を挙げています。
 海洋の生物多様性は水源である森林の環境と密接に関わっており、その水源涵養機能を守ることは海の恵みを享受して事業を行うニッスイグループにとって重要な課題です。ニッスイグループは今後も、森・川・海を一体として捉え、森林の保全が海の健全性につながるとの考え方に基づいて活動していきます。

■開催概要
○主  催:株式会社ニッスイ
○実 施 日:2024年11月24日(日)
○会  場:宇津貫緑地および緑地ログハウス(東京都八王子市)
○参 加 者:ニッスイ従業員とその家族、宇津貫みどりの会関係者、総勢55名
○実施内容:開会式では、主催のサステナビリティ推進部長の西昭彦と宇津貫みどりの会会長の吉原邦男氏が挨拶しました。参加者は緑地内のログハウスでサステナビリティ推進部より環境保全に関するレクチャーを受けたあと、3班に分かれて同会のメンバーから植生などの解説を受けながら緑地を1時間ほど散策しました。その後の保全活動では、緑地内の階段の修繕や下草刈りなどを行いました。子ども向けプログラムとして木工クラフト製作や丸太切り体験も実施しました。

保全活動参加者

活動の様子

以上

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