第43回「海とさかな」自由研究・作品コンクール、入賞者決定
2024年11月22日
株式会社ニッスイ(代表取締役 社長執行役員 浜田 晋吾、東京都港区)が協賛する、第43回「海とさかな」自由研究・作品コンクール(※)の最終審査会が、11月9日にニッスイ本社で行われ、研究部門・創作部門の各8作品合計16作品が農林水産大臣賞など最優秀賞に入賞、学校・団体協力賞51校が選出されました。
表彰式は12月14日にオンラインで開催されます。
最優秀賞の入賞者には、賞状・楯のほか、副賞として図書カード5万円分、「黒瀬ぶり」1尾分を贈呈します。
また、応募者全員に「海とさかな博士号認定証」と参加賞が贈呈されます。
■研究部門入賞作品(8作品)
賞名 | 作品名 | 作品分類 | 氏名 | 学年 |
---|---|---|---|---|
農林水産大臣賞 | 魚によって骨はどう違う? | 自由研究 | 長柄 翠夏 | 5 |
文部科学大臣賞 | 秋田にいないはずの魚 ギギ?の研究 | 自由研究 | 中川 陽 | 6 |
海洋研究開発機構理事長賞 | 「おいしい」だけじゃない!すごい生きものマダコ | 観察図 | 中川 幸之助 | 6 |
水産研究・教育機構理事長賞 | ぼくが魅了された魚!ハマフエフキ | 観察図 | 村上 柊生 | 5 |
日本水産学会会長賞 | コブヒトデの学習と記おくについて | 自由研究 | 土信田 文良 | 2 |
朝日新聞社賞 | 耳石の研究 | 自由研究 | 先川 柚乃 | 5 |
朝日学生新聞社賞 | マングローブジャック(ゴマフエダイ) | 観察図 | 佐久間 拓海 | 2 |
ニッスイ賞 | うなぎのねりえさレシピ | 自由研究 | 早川 陽人 | 2 |
■創作部門入賞作品(8作品)
賞名 | 作品名 | 作品分類 | 氏名 | 学年 |
---|---|---|---|---|
農林水産大臣賞 | みやぎの旬のカレンダー | 工作 | 奈良 芹香 | 5 |
文部科学大臣賞 | きぼうのクロダイ | 作文 | 樋詰 駿 | 4 |
海洋研究開発機構理事長賞 | もよう比べ | 絵画 | 竹之内 ウェッブ 一生 | 6 |
水産研究・教育機構理事長賞 | 海のめぐみ | 絵画 | 田村 弦輝 | 5 |
日本水産学会会長賞 | カラフルなしらすがたくさんいるよ | 絵画 | 田中 優羽 | 3 |
朝日新聞社賞 | きょ大ナマズのジャンプ | 作文 | 黒田 壮一郎 | 3 |
朝日学生新聞社賞 | オマール先生 | 工作 | 永沢 萬平 | 2 |
ニッスイ賞 | まいごのプラヌラ | 工作 | 鈴木 あみ香 | 5 |
■学校・団体協力賞(51校)
こちらをご覧ください。(https://www.umitosakana.com/)
【主な受賞作品】
- ○研究部門 農林水産大臣賞
- 〇研究部門 ニッスイ賞
- 〇創作部門 農林水産大臣賞
- 〇創作部門 ニッスイ賞
【応募状況】(作品数ベース)
第43回 | 第42回 | 前年比 | |||
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応募作品数総計 | 23,005 | 25,357 | 90.7% | ||
内訳 | 部門別 | 研究部門 | 1,183 | 1,236 | 95.7% |
創作部門 | 21,822 | 24,121 | 90.5% | ||
団体・個人別 | 団体(学校など) | 20,919 | 23,742 | 88.1% | |
個人 | 2,086 | 1,615 | 129.2% | ||
国内外別 | 国内 | 22,744 | 24,963 | 91.1% | |
海外 | 261 | 394 | 66.2% |
今回の応募作品総数は23,005作品となり、前年比では90.7%でした。一方で個人応募は前年比129.2%と増加、主体的に作品制作に取り組む家庭が増えていることが伺えます。
なお、第43回までの累計応募作品数は937,196作品となりました
最終審査会では、審査員より以下のコメントがありました。
・研究部門では、今年も前年に続けて同じテーマで応募する子どもがいた。研究は追及していくことが大切だが、失敗しながらも探求していく姿勢が見られた。
・子どもたちの疑問・発想・関心の深さや粘り強さを汲んで評価した。作品を通して取り組んでいる姿が目に浮かぶ。
・自由研究は、単に本やインターネットで調べたことを作品にまとめるだけではなく、五感を通して感じた情報が盛り込まれている作品が選ばれた。
・工作では、これまでと違った手法や子どもらしいアイデアや視点で作られた作品が多かった。
【関連イベントの実施状況】
応募促進のため、複数の小学校を同時につないで海とさかなの不思議を学ぶ「オンライン出張授業」を今年も開催しました。ニッスイ中央研究所大分海洋研究センターの山下量平による「おいしいサーモン養殖の秘密」、サイエンスエンターテイナー・五十嵐美樹さんによる「たまごのひみつ」、女子美術大学非常勤講師の守屋球子さんによる「クラスでひとつの色図鑑を作ろう!」の3講義をそれぞれ6月に実施しました。
全国からいずれも過去最多となる計61校(5,107名)が参加、海やさかなへの興味や関心を高めたい先生方の期待に応えることができました。
※第43回「海とさかな」自由研究・作品コンクール実施概要
海とさかなの不思議や驚きを、子どもらしい発想で取り組む研究作品や、絵や作文などで表現する創作作品を募集するものです。日本国内の小学生だけでなく、海外の日本人学校などの小学生も対象にしています。1982年に始まり、今回で43回目となりました。
・応募受付期間:2024年6月1日から9月27日
・主催:朝日新聞社、朝日学生新聞社
・後援:農林水産省、文部科学省、国立研究開発法人海洋研究開発機構、国立研究開発法人水産研究・教育機構、公益財団法人海外子女教育振興財団、公益社団法人日本水産学会
・協力:公益社団法人日本動物園水族館協会
・協賛:株式会社ニッスイ
以 上