姫路総合工場、「ニッスイの森」(兵庫県姫路市)での森林保全活動を実施
2024年11月19日
株式会社ニッスイ(代表取締役社長執行役員 浜田 晋吾、東京都港区)は、兵庫県姫路市に所在する「ニッスイの森」(「こうでら健康の森」)での森林保全活動を、姫路総合工場(同市)の主催により11月16日に実施しました。
この活動は、兵庫県・姫路市および公益社団法人兵庫県緑化推進協会との間で2023年に締結した「企業の森づくり活動への取り組みに関する協定」に基づき年2回実施しており、今回は昨秋・今春に続き3回目となります。
「ニッスイの森」は同工場が使用水を取水している市川の流域にあります。ニッスイは、ここでの森林保全活動を通じて、水源の涵養や地球温暖化防止などの森林の公益的機能の増進を図り、地域社会への貢献や従業員の環境意識向上を目指しています。
今回の活動では、同工場の職員ら41名が参加し、特定非営利活動法人ひょうご森の倶楽部の指導のもと竹や照葉樹の伐採に取り組みました。初心者には森林整備の重要性を説明する講義も開かれ、活動の意義を共有しました。
ニッスイグループは、「サステナビリティ行動宣言」で「環境負荷の低減および自然環境と生物多様性の保全に努める」ことを掲げており、また、2023年度に見直したマテリアリティ(重要課題)のひとつに「海洋の生物多様性の主流化」を挙げています。
海洋の生物多様性は水源である森林の環境と密接に関わっており、その水源涵養機能を守ることは海の恵みを享受して事業を行うニッスイグループにとって重要な課題です。ニッスイグループは今後も、森・川・海を一体として捉え、森林の保全が海の健全性につながるとの考え方に基づいて活動していきます。
■開催概要
○主 催:ニッスイ姫路総合工場
○実 施 日:2024年11月16日(土)
○場 所:「ニッスイの森」(17ヘクタール)
○参 加 者:ニッスイ姫路総合工場職員とその家族、兵庫県および姫路市関係者、ひょうご森の倶楽部関係者、総勢41名
○実施内容:参加者は、姫路総合工場からバスで「ニッスイの森」に移動したのち、5~6人の班に分かれて、ひょうご森の倶楽部の指導員の指導を受けながら森林保全活動を実施しました。多様な植物や生物が住める環境にすることと、土壌環境を改善し土砂災害が起こりにくい森にすることを目的に、日光を遮る竹や照葉樹の伐採を行いました。なお、初めての参加者は、作業に入る前に、森林保全の意義や安全上の注意点などに関する講義を受講しています。
保全活動参加者
活動の様子
以上