マテリアリティ(重要課題)の見直しについて

2024年05月14日

 株式会社ニッスイ(代表取締役 社長執行役員 浜田 晋吾、東京都港区)は、長期ビジョン「Good Foods 2030」の達成に向け、従前のマテリアリティを2023年度に見直し、新たに10のマテリアリティを特定しました。

 企業を取り巻く外部環境はいっそう複雑化しており、ニッスイグループの持続的な成長にとって、これらを的確に捉えた経営戦略の立案が不可欠です。
 従前のマテリアリティは、サステナビリティ(当初は「CSR」)の取り組みを開始するにあたり、その重要課題として2016年に策定したものです。しかし経年とともに、気候変動や人権などのESG関連事項、地政学的リスクや技術革新への対応などの多様な課題が顕在化してきました。
 一方で、2022年度に取り組みを開始した長期ビジョン「Good Foods 2030」において、「サステナビリティ経営の推進」「事業ポートフォリオマネジメントの強化」により、環境・社会・人財・経済の4つの価値創造を通じて企業価値の向上を目指すことを打ち出しました。
 ニッスイでは、サステナビリティ経営におけるマテリアリティとはさまざまな経営課題の中で企業とステークホルダーの両者にとって大きな影響を及ぼすものと認識しており、上記のような状況下で優先的に取り組む課題の再整理が必要となっていました。

 このたび、2025年度を初年度とする次期中期経営計画の策定の前段階として、新たに10のマテリアリティ(*)を特定しました。
 見直しにあたっては、マテリアリティの位置づけを「ニッスイグループの持続的な成長と中長期的な企業価値向上(ミッション・ビジョンの実現)に向けて優先的に取り組むべき経営上の重要課題」としました。
 また、新たに特定したマテリアリティは全社のリスクマネジメントとも連動しており、マテリアリティをリスクマネジメントの起点として、中長期的な経営戦略を見据えた重要リスクを特定しています。

 今後は、マテリアリティをベースに次期中期経営計画における戦略の策定やKPIの設定を進め、長期ビジョン「Good Foods 2030」の達成に向けて取り組むとともに、ミッションで掲げる「健やかな生活とサステナブルな未来の実現」に貢献していきます。

*新たに特定したニッスイグループのマテリアリティ(重要課題)

以 上

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