生食用水産加工品に強みを持つ(株)武蔵野フーズ (岩手県)を取得

2024年05月08日

　株式会社ニッスイ(代表取締役 社長執行役員 浜田 晋吾、東京都港区)は、4月30日、生食用水産加工品に強みを持つ株式会社武蔵野フーズ（代表取締役社長 武蔵野 和三、岩手県陸前高田市）の全株式の譲渡を受け同社を取得しました。
　ニッスイグループの生食用水産加工品の生産拠点とし、中期経営計画「Good Foods Recipe1」(2022～24年度)における水産事業の課題「養殖事業の拡大」「食材化の推進」につなげます。
　なお、同社の従業員は全員雇用を継続します。

同社社屋

　同社は、これまですし用冷凍スライス製品を主力に業容を拡大してきました。このたびの取得を機に、今後同社の生産機能を活用して、ニッスイの国内外養殖魚や天然魚を使用したすし用食材などの生食用製品の生産に着手します。
　手始めとして、同県同市の広田湾でのサーモン養殖事業と連携し、本年6月以降の水揚げ分より生食用製品の生産に取り組み、将来の主要事業のひとつとして育成していきます。

【株式会社武蔵野フーズ　会社概要(取得後)】
本社所在地：岩手県陸前高田市気仙町字双六74-1
代表者：代表取締役社長 武蔵野 和三
設立：1991年7月
資本金：1,000万円
事業内容：水産物の刺身加工・販売
事業所：本社、大阪営業所、北海道営業所
従業員数：51名(2023年3月31日)

以　上