第42回「海とさかな」自由研究・作品コンクール、入賞者決定
2023年11月24日
株式会社ニッスイ(代表取締役 社長執行役員 浜田 晋吾、東京都港区)が協賛する、第42回「海とさかな」自由研究・作品コンクール(※)の最終審査会が、11月11日にニッスイ本社で行われ、研究部門・創作部門の各8作品合計16作品が農林水産大臣賞などに入賞、学校・団体協力賞50校が選出されました。
表彰式は12月9日にオンラインで開催されます。
最優秀賞の入賞者には、賞状・楯のほか、副賞として図書カード5万円分、黒瀬ぶり1尾を贈呈します。
また、応募者全員に「海とさかな博士号認定証」と参加賞が贈呈されます。
■研究部門入賞作品(8作品)
賞名 | 作品名 | 作品分類 | 氏名 | 学年 |
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農林水産大臣賞 | ぼくが初めて釣った魚!マアジ | 観察図 | 村上 柊生 | 4 |
文部科学大臣賞 | ヤシャベラ大研究 | 自由研究 | 片山 耀斗 | 3 |
海洋研究開発機構理事長賞 | ハゼのけんきゅう2 | 自由研究 | 関根 拓海 | 2 |
水産研究・教育機構理事長賞 | いがいとしらない!?ゴマサバのこと | 観察図 | 有山 紗句 | 2 |
日本水産学会会長賞 | 64日間の稚ダコの飼育 | 自由研究 | 野中 風玖 | 2 |
朝日新聞社賞 | なかよくなりたい寄生虫〜ぼくの寄生虫図鑑II〜 | 自由研究 | 川島 旺典 | 3 |
朝日学生新聞社賞 | サワガニの働き方改革4 | 自由研究 | 喜多 恵子 | 6 |
ニッスイ賞 | いそのいきもの!つかまえかたけんきゅう | 自由研究 | 石田 啓 | 1 |
■創作部門入賞作品(8作品)
賞名 | 作品名 | 作品分類 | 氏名 | 学年 |
---|---|---|---|---|
農林水産大臣賞 | 消えないで、魚屋さん | 作文 | 末吉 真梨 | 5 |
文部科学大臣賞 | 生きろ!カブトガニ | 作文 | 田島 秀旺 | 6 |
海洋研究開発機構理事長賞 | 暗い海でさまよう伝説 | 絵画 | 井戸川 瑞希 | 5 |
水産研究・教育機構理事長賞 | じいじとぼくVSタチウオ | 工作 | 大久保 佑真 | 4 |
日本水産学会会長賞 | 海からつながる命 | 工作 | 長谷川 晴 | 2 |
朝日新聞社賞 | げきとう!クロダイバトル | 作文 | 樋詰 駿 | 3 |
朝日学生新聞社賞 | おさかな連れて帰ろっ! | 絵画 | 杉浦 楓真 | 5 |
ニッスイ賞 | 未来のせかい | 工作 | 福井 耀都 | 2 |
■学校・団体協力賞(50校)
こちらをご覧ください。(https://www.umitosakana.com/)
【主な受賞作品】
- ○研究部門 農林水産大臣賞
- 〇研究部門 ニッスイ賞
- 〇創作部門 農林水産大臣賞
- 〇創作部門 ニッスイ賞
【応募状況】(作品数ベース)
第42回 | 第41回 | 前年比 | |||
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応募作品数総計 | 25,357 | 29,185 | 86.9% | ||
内訳 | 部門別 | 研究部門 | 1,236 | 1,472 | 84.0% |
創作部門 | 24,121 | 27,713 | 87.0% | ||
団体・個人別 | 団体(学校など) | 23,742 | 27,314 | 86.9% | |
個人 | 1,615 | 1,871 | 86.3% | ||
国内外別 | 国内 | 24,963 | 28,870 | 86.5% | |
海外 | 394 | 315 | 125.1% |
今回の応募作品総数は25,357作品、前年比では86.9%でした。今年は、新型コロナウイルス感染症が5類感染症に移行し、外出制限のない3年ぶりの夏休みであったことから、昨年よりも本コンクールに取り組む児童が減ったものと思われます。但し、海外からの応募は前年比125.1%に増加しました。
なお、第42回までの累計応募作品数は914,191作品となりました。
最終審査会では、審査員より以下のコメントがありました。
・毎年、継続的に応募してくれる方もいて、コンクールの盛り上がりを感じている。個人の力の素晴らしさを感じた。
・子どもたちの疑問、発想、関心の深さやパッションをしっかり汲んで評価した。取り組んでいる姿が目に浮かぶような作品が選ばれた。
・自由研究は、調べたいという動機から自分自身で仮説を立て、しっかりと研究した印象がある。
・作文は、自分自身が体験した記憶や感じた想いを余すところなく豊かに表現した作品が選ばれた。
【関連イベントの実施状況】
応募促進のため、複数の小学校を同時につないで海とさかなの不思議を学ぶ「オンライン出張授業」を今年も開催しました。ニッスイ中央研究所大分海洋研究センターの渡邊正弥による「エビ博士の『エビの変身ストーリー』」、サイエンスエンターテイナーの五十嵐美樹さんによる「さかなの色のひみつ」、東京大学大気海洋研究所助教であり当コンクール審査委員長の猿渡敏郎さんによる「深海2500mに住むソコボウズはどんな魚?」「世界で6個体!深海魚ヨコヅナイワシの大解剖」の4講義をそれぞれ7月に実施、全国から合計35校(1,479名)が参加しました。
海のない県から実施へのお礼状が届くなど、海やさかなへの興味や関心を高めたい先生の期待に応えた企画となりました。
※第42回「海とさかな」自由研究・作品コンクール実施概要
海とさかなの不思議や驚きを、子どもらしい発想で取り組む研究作品や、絵や作文などで表現する創作作品を募集するものです。日本国内の小学生だけでなく、海外の日本人学校などの小学生も対象にしています。1982年に始まり今回42回目となりました。
・応募受付期間:2023年6月1日から9月29日
・主催:朝日新聞社、朝日学生新聞社
・後援:農林水産省、文部科学省、国立研究開発法人海洋研究開発機構、国立研究開発法人、水産研究・教育機構、公益財団法人海外子女教育振興財団、公益社団法人日本水産学会
・協力:公益社団法人日本動物園水族館協会
・協賛:株式会社ニッスイ
以 上