兵庫県・姫路市などと森林保全活動に関する協定を締結

2023年10月04日

 株式会社ニッスイ(代表取締役 社長執行役員 浜田 晋吾、東京都港区)は、10月2日付で兵庫県・姫路市および公益社団法人兵庫県緑化推進協会との間で、「企業の森づくり活動への取り組みに関する協定」を締結しました。

 四者は「新ひょうごの森づくり計画」に基づく県民総参加の森づくりを推進し、地球温暖化防止をはじめ次世代の子どもたちによりよい環境を引き継ぐことを目指し、森林保全活動に協働して取り組みます。

 この協定に基づいて、活動主体となるニッスイ姫路総合工場(兵庫県姫路市)が、地域社会に対する社会貢献として森林保全活動に参画し、水源の涵養や地球温暖化防止などの森林の公益的機能の増進を図る取り組みを行います。
 同工場は、工場使用水を取水している市川の流域にある「こうでら健康の森」を活動地域として「ニッスイの森」と命名し、水源涵養と地域社会との共生や従業員の環境意識向上を目的とする森林保全活動を、2023年10月より開始します。年2回程度、下草刈りや森林教育イベントを森林ボランティアにレクチャーを受けながら実施します。

姫路総合工場が森林保全活動を行う「こうでら健康の森」

 ニッスイでは、2018年10月に鳥取県「とっとり共生の森」に参画して「おさかなをはぐくむ湧水と海を守る森」を設置し、同県に拠点を置くグループ企業数社とともに水源地の涵養を目的に森林保全活動を行っています。また、ニッスイの研究開発の拠点である東京イノベーションセンター(東京都八王子市)でも、2013年より同センターに隣接する宇津貫緑地の里山での森林保全活動を実施してきました。

 ニッスイグループではサステナビリティ行動宣言において「環境負荷の低減および自然環境と生物多様性の保全に努める」ことを掲げています。
 自然の恵みを享受して事業を行うニッスイグループにとって、自然環境と生物多様性の保全は重要な課題です。今後も森・川・海を一体として捉え、森林の保全が海の健全性につながるとの考え方に基づいて活動していきます。

【「ニッスイの森」活動概要】
・活動内容:「こうでら健康の森」(姫路市香寺町)において、枝などの伐採と涵養を行います。
・面積:17ヘクタール
・協定有効期間:2023年10月2日から3年間

以上

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