「SeaBOS日本3社合同海岸クリーンアップ2023」に参加
2023年08月01日
株式会社ニッスイ(代表取締役社長執行役員 浜田 晋吾、東京都港区)は、SeaBOS(Seafood Business for Ocean Stewardship)に参画する日本の水産企業であるマルハニチロ株式会社(代表取締役社長 池見 賢、東京都江東区)および株式会社極洋(代表取締役社長 井上 誠、東京都港区)とともに、「SeaBOS日本3社合同海岸クリーンアップ2023」を、7月29日に実施しました。
会場となった稲毛海浜公園(千葉県千葉市美浜区)内の「いなげの浜」 に、3社の従業員有志とその家族合計201名が集まり、約1時間をかけて燃えるごみを19.5kg、缶・ペットボトル・びんのごみを2.5kg回収しました。
SeaBOSは、世界の大手水産企業が海洋・漁業・持続可能性を研究する科学者とともに、持続可能な水産物の生産と健全な海洋環境を確保するため、科学的根拠に基づく戦略と活動を協力しながら主導することを目的に、2016年に設立されました。
SeaBOSで取り組んでいるタスクフォースのうち、「海洋プラスチック汚染への対応」では日本3社が中心的な役割を担っており、市中で発生したごみは最終的に海洋に流出するという考え方に基づいてプラスチック問題に取り組んでいます。
このたびの活動は、SeaBOSのプラスチック 問題への取り組みを加速・拡大・周知するのため、初のSeaBOS日本3社の合同のイベントとして開催されました。
ニッスイグループでは、マテリアリティ(重要課題)のひとつに「豊かな海を守り、持続可能な水産資源の利用と調達を推進する」を挙げています。また社会課題となっているプラスチック問題については、①海洋への流出の抑制、②事業活動での排出の抑制、③消費段階での排出の抑制、④ひとりひとりの取り組みについて示した基本方針を定めています。
「ひとりひとりの取り組み」として、ニッスイグループでは事業所周辺の清掃活動「クリーンアップ作戦」や新入社員研修における「荒川環境学習」など、プラスチックごみの海洋流出防止を目的にさまざまな活動を展開しています。
クリーンアップ活動の目的には、清掃を通じてプラスチックごみの海洋流出を防ぐことだけでなく、海洋プラスチック問題の「自分ごと化」も挙げられます。現実を目の当たりにすることで従業員の意識変容を促し、ニッスイグループ全体でプラスチック使用の一層の削減や循環型社会への移行など、事業を通じた課題解決に繋げていきます。
ニッスイグループは「人にも地球にもやさしい食を世界にお届けするリーディングカンパニー」を2030年のありたい姿と定め、サステナビリティ経営推進を通じた企業価値の向上を目指しています。
今後もSeaBOSへの参画を通じて世界中のステークホルダーの皆さまと協働し、持続可能な社会の実現に貢献していきます。
■開催概要
○主 催:マルハニチロ株式会社・株式会社極洋 ・株式会社ニッスイ
○実施日時:2023年7月29日(土)9時~10時
○会 場:稲毛海浜公園内いなげの浜(千葉県千葉市美浜区)
○参加者・参加者数:3社各社の従業員有志とその家族など総勢201名
○実施内容:極洋の井上社長およびニッスイの浜田が挨拶して開会、約1時間をかけていなげの浜のごみ(燃えるごみ19.5kg、缶・ペットボトル・びんのごみ2.5kg)を回収しました。マルハニチロの池見社長の終了挨拶で閉会しました。
当日の参加者全員
ごみを袋に入れるニッスイ社長の浜田晋吾
収集したごみをまとめるニッスイ従業員
以上