第40回「海とさかな」自由研究・作品コンクール入賞者決定
2021年11月30日
日本水産株式会社(代表取締役 社長執行役員 浜田 晋吾、以下「ニッスイ」)が協賛する、第40回『「海とさかな」自由研究・作品コンクール』(※)の最終審査会が、11月13日にニッスイ本社で行われ、「研究部門」「創作部門」各8作品計16作品が農林水産大臣賞などに入賞、また海外作品特別賞1作品、学校・団体協力賞50校が選出されました。 表彰式は、12月11日にオンラインで開催されます。 入賞者には、賞状・楯のほか5万円の図書カードが贈呈され、副賞として入賞者と家族(本人を含む3名)を有名テーマパーク(千葉県浦安市)に招待します。 また、応募者全員に参加賞と「海とさかな博士号認定証」が贈呈されます。
■研究部門入賞作品 (8作品)
賞 | 作品名 | 作品分類 | 氏名 | 学年 |
---|---|---|---|---|
農林水産大臣賞 | もっとつりたい!もっと知りたい!クロソイ | 観察図 | 中川 陽 | 3 |
文部科学大臣賞 | ぼくとうなぎの3年間 多尾飼育を考える | 自由研究 | 松﨑 日恒 | 5 |
海洋研究開発機構理事長賞 | エビの王様!!アカザエビ | 観察図 | 前川 絢音 | 3 |
水産研究・教育機構理事長賞 | うどん県に欠かせない 伊吹いりこ | 自由研究 | 山田 彩陽 | 6 |
日本水産学会会長賞 | 赤ちゃん1000びきすごいぞ タイノエ | 観察図 | 入江 奏多 | 2 |
朝日新聞社賞 | ぼくは魚類口腔外科 研修中 | 自由研究 | 日浦 維吹 | 6 |
朝日学生新聞社賞 | みんなに知ってほしい!マボヤのおもしろさ | 観察図 | 山下 碧波 | 3 |
日本水産株式会社賞 | サワガニの働き方改革2 | 自由研究 | 喜多 恵子 | 4 |
■創作部門入賞作品(8作品)
賞 | 作品名 | 作品分類 | 氏名 | 学年 |
---|---|---|---|---|
農林水産大臣賞 | 「海とさかな」(底引網について) | 工作 | 尾﨑 健大 | 3 |
文部科学大臣賞 | 祖父の宝もの-地島の海- | 作文 | 小田 孝太朗 | 6 |
海洋研究開発機構理事長賞 | ぷかぷかの旅 | 絵本 | 伊野 巴葉 | 4 |
水産研究・教育機構理事長賞 | にんじゃ左ヌマガレイ | 絵画 | 大瀧 凌 | 6 |
日本水産学会会長賞 | なるほど!びっくり! 海とさかなのものしりカルタ | 工作 | 安部 愛禾 | 4 |
朝日新聞社賞 | ぼうぜのうみとさかな | 作文 | 桂 莉愛 | 1 |
朝日学生新聞社賞 | 見つけたぞ!アカテガニだ!! | 絵画 | 高橋 莉久斗 | 5 |
日本水産株式会社賞 | ハッピー ハッピー フィッシュデー | 絵本 | 佐瀬 英麗奈 | 4 |
■海外作品特別賞入賞作品(1作品)
賞 | 作品名 | 作品分類 | 氏名 | 学年 |
---|---|---|---|---|
海外作品特別賞 | いかを見つけたよ | 絵画 | 德永 結咲 | 2 |
■学校・団体協力賞(50校)
こちらをご覧ください。(https://www.umitosakana.com/)
【主な受賞作品】
- 〇研究部門 農林水産大臣賞
- 〇創作部門 農林水産大臣賞
- 〇研究部門 日本水産株式会社賞
- 〇創作部門 日本水産株式会社賞
■応募状況(作品数ベース)
第40回 | 第39回 | 前年比(率) | |||
---|---|---|---|---|---|
応募作品数総計 | 30,589点 | 22,675点 | 134.9% | ||
内訳 | 部門別 | 創作部門 | 29,725点 | 22,142点 | 134.2% |
研究部門 | 864点 | 533点 | 162.1% | ||
団体・個人別 | 団体(学校など) | 29,070点 | 21,730点 | 133.8% | |
個人 | 1,519点 | 945点 | 160.7% | ||
国内外別 | 国内 | 30,257点 | 22,423点 | 134.9% | |
海外 | 332点 | 252点 | 131.7% |
今回の応募作品数は30,589作品(前年比134.9%)となりました。新型コロナウイルスの影響により、休校や夏休みの短縮などで応募数が減少した昨年を大幅に上回り、過去歴代5位となりました。研究部門の応募作品は、作品数は少ないものの伸び率は162.1%となりました。 なお、第40回までの累計作品数は859,649作品となりました。
最終審査会での審査員の主なコメントは以下のとおりです。 ・身近なものに疑問を持ち、調査や実験を重ねた研究や、見た人が思わず笑顔になる楽しい作品がたくさんあった ・ていねいに生き物を飼育して観察、優しく実験を進めた研究もあった ・応募者の海への愛を感じることができて、うれしかった。作品に込めた熱意や魚が好きだという気持ちが伝わってきて、審査は楽しい時間だった ・作品はどれもていねいに作られていた。子どもらしい「好きだ」「興味がある」という気持ちが作品に表れていた ・コロナ禍による制約があるなか、応募者の工夫を感じた。どの作品も心に残るものばかりで、いかにたくさんの時間をかけて取り組んでくれたかが作品に表れていた ・コロナ禍で外出できない中でも、しっかり取り組めていると感じた。自分で見て考え行動したことが伝わってきた。このコンクールの継続が、これからも小学生のための力になっていくと思う ・研究部門では継続性のある作品が見られた。創作部門ではさまざまな表現の作品があり、うれしかった。来年は、自由研究が制限なくできる日が戻ることを願う
■関連イベントの実施状況
第40回を記念するイベントとして、7月18日に「アクアマリンふくしま」のオンラインツアーをYouTubeでライブ配信しました。当日の総再生回数は871回でした。
また例年開催している「体験学習」は、昨年と同様に新型コロナウイルス感染防止のためオンラインで実施しました。「科学のお姉さん」五十嵐美樹氏によるサイエンスライブのほか、「アートワークショップ」「ネイチャーワークショップ」のオンライン体験学習を6月下旬から7月中旬にかけて延べ7回開催、合計149人が参加しました。ワークショップの様子は8月初旬よりYouTubeの同コンクールチャンネルで公開しました。
また昨年は休止した「出張授業」を再開、神奈川県逗子市・大阪府箕面市・群馬県高崎市の小学校計3校で7月にオンラインで実施しました。
【『「海とさかな」自由研究・作品コンクール』概要】
海とさかなの不思議や驚きを、子どもらしい発想で取り組む研究作品や、絵や作文などで表現する創作作品を募集するものです。日本国内の小学生だけでなく海外の日本人学校・補習授業校の小学生も対象にしています。1982年に始まり今年40回目となりました。
応募受付期間:2021年6月1日~10月4日 主催:朝日新聞社、朝日学生新聞社 後援:農林水産省、文部科学省、国立研究開発法人海洋研究開発機構、国立研究開発法人水産研究・ 教育機構、公益財団法人海外子女教育振興財団、公益社団法人日本水産学会 協力:公益社団法人日本動物園水族館協会 協賛:日本水産株式会社
以 上