第39回「海とさかな」自由研究・作品コンクール入賞者決定
2020年11月27日
日本水産株式会社(代表取締役 社長執行役員 的埜明世、以下「ニッスイ」)が協賛する、第39回『「海とさかな」自由研究・作品コンクール』(※)の最終審査会が、11月7日にニッスイ本社で行われ、「研究部門」「創作部門」各8作品計16作品が農林水産大臣賞などに入賞、また海外作品特別賞1作品、学校・団体協力賞50校が選出されました。
表彰式は、12月5日にオンラインで開催されます。
入賞者には、賞状・楯のほか5万円の図書カードが贈呈され、副賞として入賞者と家族(本人を含む3名)を有名テーマパーク(千葉県浦安市)に招待します。
また、応募者全員に参加賞と「海とさかな博士号認定証」が贈呈されます。
■研究部門入賞作品 (8作品)
賞 | 作品名 | 作品分類 | 氏名 | 学年 |
---|---|---|---|---|
農林水産大臣賞 | 謎だらけ エビヤドリムシ | 自由研究 | 二石 寛士 | 6 |
文部科学大臣賞 | こんなに凄い!トビハゼに迫る! ~防御編~ |
自由研究 | 中村 勇吾 | 5 |
海洋研究開発機構理事長賞 | 潮だまりの宝石 ロウソクギンポ | 観察図 | 二石 恵 | 3 |
水産研究・教育機構理事長賞 | 歩く魚!ホウボウのなぞ | 観察図 | 前川 絢音 | 2 |
日本水産学会会長賞 | PRIDE FISH~日本の魚食を楽しむ~ | 自由研究 | 岩下 宗也 | 4 |
朝日新聞社賞 | 僕のクロベンケイガニ産卵研究 | 自由研究 | 松永 侑真 | 6 |
朝日学生新聞社賞 | 古代生物?! | 観察図 | 稲波 紘太 | 3 |
日本水産株式会社賞 | お魚さん、おいくつですか? | 自由研究 | 林 凛太朗 | 6 |
■創作部門入賞作品(8作品)
賞 | 作品名 | 作品分類 | 氏名 | 学年 |
---|---|---|---|---|
農林水産大臣賞 | ばあちゃんの網おこし | 工作 | 山下 和香 | 6 |
文部科学大臣賞 | 私の自慢 | 作文 | 長澤 美来 | 6 |
海洋研究開発機構理事長賞 | ぼくとおじいちゃんと タカアシガニ |
作文 | 江坂 春輝 | 5 |
水産研究・教育機構理事長賞 | 大ダコ | 絵画 | 宇原 虎太郎 | 1 |
日本水産学会会長賞 | うみのえてがみ | 工作 | 鈴木 陽太 | 1 |
朝日新聞社賞 | Amazing Spots | 絵画 | 相川 佳玲 | 6 |
朝日学生新聞社賞 | 海の生きのこり大作戦 | 絵本 | 佐々木 琳史 | 5 |
日本水産株式会社賞 | コショウダイの王様 | 絵画 | 藤原 草介 | 6 |
■海外作品特別賞入賞作品(1作品)
賞 | 作品名 | 作品分類 | 氏名 | 学年 |
---|---|---|---|---|
海外作品特別賞 | 海とさかなと僕 | 作文 | 小林 千真 | 3 |
■学校・団体協力賞(50校)
こちらをご覧ください。(https://www.umitosakana.com/)
【主な受賞作品】
- 〇研究部門 農林水産大臣賞:「謎だらけエビヤドリムシ」 二石 寛士さん 6年生
- 〇創作部門 農林水産大臣賞:「ばあちゃんの網おこし」 山下 和香さん 6年生
- 〇研究部門 日本水産株式会社賞 :「お魚さん、おいくつですか?」 林 凛太朗さん 6年生
- 〇創作部門 日本水産株式会社賞 :「コショウダイの王様」 藤原 草介さん 6年生
■応募状況(作品数ベース)
第39回 | 前回 | 前年比(率) | |||
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応募作品数総計 | 22,675点 | 26,608点 | 85.2% | ||
内訳 | 部門別 | 創作部門 | 22,142点 | 25,753点 | 86.0% |
研究部門 | 533点 | 855点 | 62.3% | ||
団体・個人別 | 団体(学校など) | 21,730点 | 26,037点 | 83.5% | |
個人 | 945点 | 571点 | 165.5% | ||
国内外別 | 国内 | 22,423点 | 25,661点 | 87.4% | |
海外 | 252点 | 947点 | 26.6% |
今回の応募作品数は22,675作品(前年比85.2%)となりました。新型コロナウイルスの影響により、休校や夏休みの短縮がありコンクール史上初の大幅な減少となりました。創作部門は86.0%に対し、研究部門は62.3%となりました。特に減少が大きかったのは創作部門の絵画で85.1%、作文は微増、絵本は横ばいでした。
一方で、創作部門・研究部門ともに作品の質は高く、最終審査員より「色使いや構図が工夫された作品が多い」(絵画)、「文章力や構成に優れた作品が多い」(作文)、「インターネットの情報や本の調べ学習に終わらず、疑問点に自ら仮説を立て検証する姿が感じられた」(自由研究) 、「観察力に優れた作品が多い」(観察図)などの声が聞かれました。コロナ禍にもかかわらず、真摯に作品制作に取り組む子どもたちの様子が覗える内容でした。
なお、39回までの累計作品数は829,060作品となりました。
■関連イベントの実施状況
これまで、本コンクールの関連イベントとして体験学習や出張授業を開催してきましたが、今年は新型コロナウイルス感染防止のため密になる可能性のあるイベントは中止し、代替としてオンラインの特別授業や体験学習を開催しました。
6月30日、鹿児島県南九州市の「タツノオトシゴハウス」の加藤紳館長による「タツノオトシゴ特別授業」の動画を、YouTube『「海とさかな」自由研究・作品コンクールチャンネル』で公開しました。 また、8月上旬には「アートワークショップ」「サイエンスワークショップ」「ネイチャーワークショップ」の3つの体験学習をオンラインで延べ9回開催、合計211人が参加し、その様子は9月よりYouTube同チャンネルで公開しました。
※『「海とさかな」自由研究・作品コンクール』
海とさかなの不思議や驚きを、子どもらしい発想で取り組む研究作品や、絵や作文などで表現する創作作品を募集するものです。日本国内の小学生だけでなく海外の日本人学校・補習授業校の小学生も対象にしています。1982年に始まって今年39回目となりました。
応募受付期間:2020年5月29日~10月5日
主催:朝日新聞社、朝日学生新聞社
後援:農林水産省、文部科学省、国立研究開発法人海洋研究開発機構、国立研究開発法人水産研究・教育機構、公益財団法人海外子女教育振興財団、公益社団法人日本水産学会
協力:公益社団法人日本動物園水族館協会
協賛:日本水産株式会社
2021年3月16日修正
第39回の創作部門、団体、国内の応募作品数、応募作品数総計、累計作品数を修正しました。 (下線部)
以上