第38回「海とさかな」自由研究・作品コンクール入賞者決定
2019年11月26日
日本水産株式会社(代表取締役 社長執行役員 的埜明世)が協賛する第38回「海とさかな」自由研究・作品コンクールの入賞者が決定しましたのでお知らせいたします。
小学生の皆さんを対象に、「海とさかなとわたしたち」というテーマでさまざまな角度から体験を通じて学び、作品を応募いただく「海とさかな」自由研究・作品コンクールは、昭和57年(1982年)にスタートしてから38回目となり、今年の応募作品数は、26,608作品、38回までの応募累計で806,385作品となりました。
11月9日(土)開催の最終審査会で16作品が入賞するとともに、海外作品特別賞1作品、学校・団体協力賞として50校が選出されました。選ばれた16作品の入賞者の表彰式は、12月7日(土)ロイヤルパークホテル(東京都中央区)にて行われます。入賞者には賞状、記念の楯とともに、5万円の図書カードが贈呈され、副賞として入賞者とご家族の皆さま(本人を含む3名)を有名テーマパーク(千葉県浦安市)へご招待いたします。また、今回もご応募いただいた全ての方に"海とさかな博士号認定証"と"参加賞"が贈呈されます。
1.今年度の応募状況
応募者数 | 第38回 | 前回 | 増減 | |
---|---|---|---|---|
【合計】 | 26,615人 | 29,172人 | -2,557人 | |
団体(学校) | 26,044人 | 28,507人 | -2,463人 | |
個人 | 571人 | 665人 | -94人 |
第38回 | 前回 | 増減 | |
---|---|---|---|
国内応募者数 | 26,615人 | 29,172人 | -2,557人 |
国外応募者数 | 948人 | 900人 | +48人 |
応募作品数 | 26,608点 | 29,172点 | -2,564点 |
2.コンクールの募集活動について
同コンクールをより多くの小学生に知っていただき海や魚に興味を持っていいただくことを目的に、「体験学習」や「出張授業」を開催しました。7月にニッスイ主催で葉山の一色海岸で磯の観察やシュノーケリングなどの体験学習と海洋研究開発機構の協力を得て、小学生に水圧実験や深海の世界・生物に関する講義を行っています。
さらに、ニッスイ、日本水産学会、水産研究・教育機構から研究者や大学の先生を小学校に派遣し、海やさかなに関する出張授業を行いました。
3.第38回の応募作品の特徴
研究・創作の対象の多様化が進み、ヒョウモンダコやセミエビなど今までに研究の対象に選ばれなかったような珍しい生物を扱った作品や目立ちました。また、環境問題に関する作品は昨年より増え、研究はもとより絵画・作文など、ほとんどの部門でみられました。
今回の応募作品数は26,608作品(前年比▲2,564 作品)で前年より減少しました。特に減少幅が大きい分野は、絵画で24,896作品(前年比▲2,003作品)や作文259作品(前年比▲412作品)、逆に微増または横ばい傾向のある分野は、観察図358作品(前年比+18作品)や自由研究487作品(前年比▲9作品)がありました。
4.各部門別入賞作品、グループ作品最優秀賞、学校団体協力賞
「研究部門」入賞 (8作品)
賞 | 作品名 | 作品分類 | 氏名 | 学年 |
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農林水産大臣賞 | すごいぞ!ホタテパワー | 自由研究 | 中村勇吾 | 4 |
文部科学大臣賞 | 環境エンリッチメント~生き物達に幸せを | 自由研究 | 岩下宗也 | 3 |
海洋研究開発機構理事長賞 | うみとごみのけんきゅう | 自由研究 | 自由研究 | 1 |
水産研究・教育機構理事長賞 | 真アジの観察 | 観察図 | 安部愛禾 | 2 |
日本水産学会会長賞 | ストロンボイドノッチの秘密 | 自由研究 | 二石寛士 | 5 |
朝日新聞社賞 | ナマズのお食事 | 観察図 | 稲波絋太 | 2 |
朝日学生新聞社賞 | ぼくとうなぎの1年間 | 自由研究 | 松﨑日恒 | 3 |
日本水産株式会社賞 | メダカのふしぎ?!みーつけた | 自由研究 | 髙野愛莉 | 3 |
「創作部門」入賞(8作品)
賞 | 作品名 | 作品分類 | 氏名 | 学年 |
---|---|---|---|---|
農林水産大臣賞 | 僕の大漁旗 | 作文 | 德安諒音 | 6 |
文部科学大臣賞 | 私のクラムチャウダー | 作文 | 泉希歩 | 5 |
海洋研究開発機構理事長賞 | イワシの大冒険/しんかい6500大探索 | 絵本 | 佐々木琳史 | 4 |
水産研究・教育機構理事長賞 | 母ダコの強さは愛 | 絵画 | 安藤静冴 | 6 |
日本水産学会会長賞 | 海のレジー | 絵本 | 徳光穂香 | 6 |
朝日新聞社賞 | 大漁 | 絵画 | 武藤一紗 | 3 |
朝日学生新聞社賞 | 深海で緑色にかがやくナヌカザメ | 工作 | 横山雄太 | 4 |
日本水産株式会社賞 | 海とさかな | 絵画 | 中田小晴 | 6 |
「特別部門」入賞(1作品)
賞 | 作品名 | 作品分類 | 氏名 | 学年 |
---|---|---|---|---|
海外作品特別賞 | 海とさかな | 作文 | 小林千真 | 2 |
学校・団体協力賞(50校 順不同)
団体名 | 都道府県 | 団体名 | 都道府県 |
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福山市立手城小学校 | 広島県 | 岡山市立福浜小学校 | 岡山県 |
大阪市立諏訪小学校 | 大阪府 | 藍住町立藍住南小学校 | 徳島県 |
東広島市立西条小学校 | 広島県 | 扶桑町立扶桑東小学校 | 愛知県 |
大阪市立塚本小学校 | 大阪府 | 大阪市立鷺洲小学校 | 大阪府 |
大阪市立堀江小学校 | 大阪府 | 豊川市立小坂井東小学校 | 愛知県 |
呉市立横路小学校 | 広島県 | 貝塚市立東小学校 | 大阪府 |
さいたま市立栄和小学校 | 埼玉県 | 河内長野市立美加の台小学校 | 大阪府 |
福山市立東小学校 | 広島県 | 熊谷市立熊谷西小学校 | 埼玉県 |
湖西市立新居小学校 | 静岡県 | 福山市立深津小学校 | 広島県 |
広島市立伴南小学校 | 広島県 | 由利本荘市立西目小学校 | 秋田県 |
八尾市立大正小学校 | 大阪府 | 延岡市立伊形小学校 | 宮崎県 |
広島大学附属東雲小学校 | 広島県 | 御坊市立湯川小学校 | 和歌山県 |
五島市立福江小学校 | 長崎県 | 堺市立南八下小学校 | 大阪府 |
富士河口湖町立船津小学校 | 山梨県 | 松本市立梓川小学校 | 長野県 |
雲仙市立千々石第一小学校 | 長崎県 | 屋久島町立安房小学校 | 鹿児島県 |
三浦市立初声小学校 | 神奈川県 | 木津川市立木津川台小学校 | 京都府 |
香港日本人学校香港校小学部 | 日本国外 | 越前市立吉野小学校 | 福井県 |
東根市立大森小学校 | 山形県 | 国立学園小学校 | 東京都 |
館林市立第六小学校 | 群馬県 | 福山市立引野小学校 | 広島県 |
美波町立日和佐小学校 | 徳島県 | 深セン日本人学校 | 日本国外 |
湖西市立東小学校 | 静岡県 | ブラッセル日本人学校 | 日本国外 |
青山学院初等部 | 東京都 | 一宮町立一宮小学校 | 千葉県 |
堺市立福泉東小学校 | 大阪府 | 行田市立南河原小学校 | 埼玉県 |
高崎市立倉渕小学校 | 群馬県 | 土佐市立宇佐小学校 | 高知県 |
常総市立玉小学校 | 茨城県 | 奈良学園小学校 | 奈良県 |
上記、入賞作品(16作品)、海外作品特別賞(1作品)、学校・団体協力賞(50校)につきましては、後日、ニッスイウェブサイト(http://www.nissui.co.jp)、朝日小学生新聞紙面および「海とさかな」自由研究・作品コンクールのウェブサイト(https://www.umitosakana.com/>)へ掲載いたします。
5.今年度の日本水産株式会社賞の受賞作品
- 1)研究部門(自由研究):メダカのふしぎ?!みーつけた
髙野愛莉さん 3年生
- 2)作部門(創作部門:絵画)海とさかな
中田小晴さん 6年生
最終審査員の先生方 (11名 敬称略)
- 坂本 和弘
- (葛西臨海水族園 副園長兼飼育展示課長)
- 髙瀨 美和子
- (農林水産省 水産庁増殖推進部 研究指導課長)
- 有本 淳
- (文部科学省 国立教育政策研究所 教育課程調査官・学力調査官)
- 佐藤 孝子
- (国立研究開発法人 海洋研究開発機構 地球情報基盤センター 技術副主幹)
- 神山 孝史
- (国立研究開発法人 水産研究・教育機構 研究推進部長)
- 神保 充
- (日本水産学会・北里大学 海洋生命科学部 准教授)
- 石田 勲
- (朝日新聞社 科学医療部長)
- 松本 宏樹
- (朝日学生新聞社 取締役管理担当編集部長)
- 森井 茂夫
- (日本水産株式会社 CSR部長)
事務局審査員の先生方 (8名 敬称略)※事務局審査会10月26日実施
- さとう 有作
- (漫画家)
- 三輪 哲也
- (国立研究開発法人 海洋研究開発機構
研究プラットフォーム運用開発部門 技術開発部 観測技術研究開発グループ) - 角埜 彰
- (国立研究開発法人 水産研究・教育機構 経営企画部広報課 広報コーディネーター)
- 神保 充
- (日本水産学会・北里大学 海洋生命科学部 准教授)
- 中山 順一
- (公益財団法人 海外子女教育振興財団 教育企画・教育相談事業チーム 相談員)
- 市川 博正
- (朝日学生新聞社 広告部)
- 奥山 進次
- (「海とさかな」自由研究・作品コンクール事務局)
- 杉山 健一
- (日本水産株式会社 CSR部 広報課長)
以上