「おさかなをはぐくむ湧水と海を守る森」(鳥取県・船上山)での 森林保全活動を実施
2019年10月08日
日本水産株式会社(代表取締役 社長執行役員 的埜 明世、東京都港区、以下「ニッスイ」)は、大山隠岐国立公園内の船上山(せんじょうざん)の森林に昨年設けた「おさかなをはぐくむ湧水と海を守る森」での森林保全活動を、9月28日に実施しました。
この活動は、2018年10月30日に鳥取県および同県琴浦町と締結した森林保全・管理協定に基づいて行われ、2018年に引き続き2回目の実施です。
なお、同県境港市はニッスイグループ企業の弓ヶ浜水産株式会社がギンザケなどの養殖事業を、共和水産株式会社が漁業を営む拠点となっています。
ニッスイグループのCSR行動宣言では、「環境負荷の低減および自然環境と生物多様性の保全に努める」ことを示しており、マテリアリティ(重要課題)のひとつに「豊かな海を守り、持続可能な水産資源の利用と調達を推進する」を挙げています。
水源地の涵養保全活動は、海の恵みを享受するニッスイおよびニッスグループにとって意義ある活動であり、「琴浦町環境基本計画」を策定してさまざまな活動を展開する琴浦町や地域の関係各所と連携して、今後もこの活動を継続していきます。
開催概要
- 〇主催
- 日本水産株式会社
- 〇開催日時
- 2019年9月28日(土)14時から15時
- 〇会場
- 「おさかなをはぐくむ湧水と海を守る森」
- 〇参加者・参加者数
- ニッスイ本社のほか大阪支社(大阪市北区)・中四国支社(広島市中区)や姫路総合工場(姫路市)などの役職員、鳥取県に拠点を置くニッスイグループ企業の弓ヶ浜水産(株)(境港市)・共和水産(株)(同)の役職員、鳥取県や同県琴浦町などの関係者を含め総勢104名(昨年度実績80名)
実施内容
- 開会式では、主催であるニッスイ代表取締役社長執行役員の的埜明世が挨拶しました。来賓として、琴浦町の小松弘明町長、鳥取県中部森林組合の小川克彦代表理事組合長が挨拶しました。
- 昨年植樹した樹々の下草刈りをしました。
- トチノキ・ヤマザクラ・イタヤカエデの若木30本を補植しました。
対象区域概要
- 〇名称
- 「おさかなをはぐくむ湧水と海を守る森」
- 〇所在地
- 鳥取県東伯郡琴浦町大字山川字勝田川頭西平807-4
- 〇面 積
- 5.85ヘクタール(登記面積5.933ha)
船上山と船上山ダムの間に立地する、東京ドーム約1.2個分の広葉樹林です。一部樹木の枯死もあり、森林整備が必要な状態です。
保全活動の参加者。背景は船上山
若木を植樹する社長の的埜
以上