オーストラリア産海水養殖ブラックタイガーエビ「聖なる海老」 新発売
2019年10月04日
日本水産株式会社(代表取締役 社長執行役員 的埜明世、東京都港区、以下「ニッスイ」)は、2018年5月に資本参加したオーストラリア最大のエビ養殖会社・シーファーム・グループ社(Seafarms Group Ltd、以下SFG社、注)がクイーンズランド州で生産するブラックタイガーの一部を、日本向けの業務用食材「聖なる海老」(冷凍品)として、10月20日より発売する予定です。
2019年度は約100トンの販売を目指し、2020年度は200トンを計画しています。
商品名 | オーストラリア産海水養殖ブラックタイガーエビ「聖なる海老」 |
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商品特長 |
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仕様 | 有頭殻つき、セミIQF |
規格荷姿 | 16/20、21/30、31/40、41/50、51/60、いずれも1kg×10箱 |
販売業態 | 外食、量販店水産売場など |
発売日・地域 | 2019年 10月20日予定、全国 |
商品画像 |
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SFG社は、環境基準が厳しくえび養殖の参入障壁が高いといわれる同国において、クイーンズランド州を拠点に高品質な養殖エビを生産しており、同国の養殖エビ生産量の1/3強を占めています。
このたびニッスイが搬入する「聖なる海老」は、同社が同州で展開中の養殖場にて生産した商品です。
また、ニッスイの出資を受けて、SFG社では2018年よりノーザンテリトリーで大規模なエビ養殖施設の建設に着手しています。この事業を担うSFG社100%子会社のプロジェクト・シー・ドラゴン社(Project Sea Dragon Pty Ltd)では、2021年度(初年度)5,000トンのブラックタイガーの生産を目指しています。ニッスイグループでは、これを日本・オーストラリアおよびニュージーランド市場で独占的に販売、また関連製品をニッスイグループ各社の販売網を通じてグローバルに販売する計画です。
ニッスイが現在取組中の中期経営計画「MVIP+(プラス)2020」(2018~2020年度)では、エビ事業を白身魚やサケ・マスに次ぐ主要事業とすべく事業の拡大に取組んでいます。とりわけ水産事業では「養殖事業の高度化」を課題のひとつとしており、国内では陸上養殖バナメイの事業化試験を、海外ではSFG社のブラックタイガー陸上養殖事業に注力しています。
注) シーファーム・グループ社Seafarms Group Ltd概要
本社所在地 | オーストラリア、西オーストラリア州パース |
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代表者 | イアン・タラハー氏 |
事業内容 | エビ養殖事業など |
設立 | 1988年6月 |
資本金 | 174百万オーストラリアドル(2019年8月末) |
売上高 | 24.4百万オーストラリアドル(2019年6月期) |
オーストラリア証券取引所(ASX)上場企業
以上