EPA~ニッスイが引き出す⿂の新たな可能性~

長年人々の健康を支えてきた
水産資源の力を最大限利用するEPAの抽出技術。
まさに、ニッスイが目指す「新しい食」の一つです

EPAとは?

EPA(エイコサペンタエン酸)はイワシなどの青魚の油に多く含まれるn-3系高度不飽和脂肪酸の一種で、動物油脂にはほとんど含まれず、体内で必要量を作ることはできない必須脂肪酸。ニッスイでは、EPAの持つ多様な作用に注目し、医薬品原料や機能性原料として生産・供給するほか、特定保健用食品・機能性表示食品、サプリメントなどの健康食品にも応用しています。

高純度EPAの医薬品化への挑戦!~純度96.5%の抽出技術~

動画で⾒るEPA誕⽣秘話

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1980年ニッスイは、EPAの高度精製技術の確立に成功し、世界に先駆けて医薬品としての開発を開始し、1981年には製薬会社と医薬品開発の共同研究を開始しました。その後、着実に臨床試験を進め、1990年には、高純度EPAを使用した世界初の閉塞性動脈硬化症の治療薬が発売となりました。さらに、1994年には高脂血症(※8)の適応症が拡大されました。
ニッスイでは、現在に至るまで30年以上もEPA製剤の医薬品原料の安定供給を担っています。

「EPAの日」ご存じですか?

ニッスイでは、EPAの認知拡大を目的に、毎月30日を「EPAの日」として登録しました。(2012年9月、一般社団法人日本記念日協会)食の欧米化が進み、肉類の摂取量が増えている現代の生活の中で「肉(29)を食べた次の日(30)には魚を食べ、EPAを摂取してバランスの良い食生活を一年中送って欲しい」という思いを込めて制定しています。

EPA/AA比と健康番付

イワシなどの青魚に含まれるEPA、肉類の食事に多く含まれるアラキドン酸(AA)、どちらも大事な脂肪酸です。肉食が多くなりがちな現代においてAAが多くなる傾向にありますが、体内におけるバランス(EPA/AA比)が大切だといわれています。EPA/AA比は、循環器系疾患の発症との関連が示唆される指標であるとも言われており、ニッスイでは生活習慣病の予防のために2016年より定期健康診断で、検査項目として採用し、社内で健康の指標(目標値は全社平均0.4)として活用しています。また、部署ごとに集計して番付表を発表しています。

2022年EPA/AA比 健康番付

2022年EPA/AA比 健康番付

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