水産事業は、差別化された養殖魚種(黒瀬ぶりなど)で利益を確保していく。加えて、漁撈事業については、今年度の不調は一過性のものであると考えており、次年度は回復すると考えている。食品事業も、チルド事業などでの苦戦は一過性のものであり、今年度の下期以降は解消できると見込んでいる。海外食品事業は、ヨーロッパが順調に推移しており、工場新設などの効果は来年以降に出てくると考えている。ファインケミカル事業は、契約の関係などもあり具体的に申し上げられることが限られているが、次年度は現状から幾らかのプラスアルファを見込んでいる。
今後も、水産・食品・ファインケミカルの3 つの事業で収支を補い合いながら取り組んでいきたい。