
ラグビーに息づく”One for All, All for One”の精神。自分の身を挺してでも仲間にパスをつなぎ、同じ1つの目標へ着実にたどり着く。ニッスイも同じように、一人ひとりが自分の使命を全うし、責任を持って次のステップへ引き渡します。そしてチーム全員で、確かな品質をお客様の食卓まで守りぬきます。たとえば、黒瀬ぶりの養殖事業。卵の孵化から仔魚の育成は、まず屋内の種苗センターで。

適度な大きさまで育ったら、外海の漁場で養殖を開始。鹿児島県内之浦漁場、宮崎県串間漁場と、生育段階に合わせて理想の潮流が得られる漁場へ移しながら育てます。その後、EU-HACCP対応などの高い衛生管理基準を取得した工場へ出荷し、徹底した品質管理基準のもとに加工。ここまでのプロセスを、グループ企業である黒瀬水産(株)が担います。出荷を間近に控えたブリには独自開発の飼料

「マブレス」を使用。その製造はグループ企業のファームチョイス(株)が責任を持って行います。物流においても全国に冷蔵保管倉庫を設け、-4℃以下で管理した「低温一貫物流サービス」によってお客様のもとへ。これも、ニッスイ物流グループ企業各社が力をひとつにするからこそ実現できることです。これからもニッスイは、ブリに限らずそれぞれの魚種にとって最善のチーム体制を模索し、安全・安心・健康の絆を確実に食卓へつないでいきます。